
生き続けるコービー・ブライアントの魂「今でも思い出すたびにモチベーションが湧いてくる」

コービー・ブライアントの悲劇的な死から2年が経過した。それでも、今もなお彼はファンの心の中に存在しているし、プレーヤーに与える影響もいまだ大きい。
没後2年のタイミングで、『The Philadelphia Inquirer』はジョエル・エンビードと彼のスキルコーチに取材し、エンビードがプレーの幅を広げて成長する上で、コービーの影響がいかに大きかったかを紹介している。
format_quoteエンビードによれば、コービーとマイケル・ジョーダン、そして自分がほぼ同じ動きでオフェンスをする動画を作り、それを見て『ベストの自分』をイメージしているそうだ。「いつもこの動画を見てから練習に入る。実際にできるようになるには、やり続けなきゃいけない」と彼は言う。
ダブルチームを身体の強さではなくスキルで破る。2人はそのための練習に2019年の夏を費やした。リングを背にした時に視野を広く取るためのボールハンドリング、アシストパスの技術、そしてディフェンスを振り切るフェイダウェイやステップバックでのシュート。エンビードは言う。「コービーは僕が最初に好きになった選手の一人だけど、ただそれだけだった。彼のプレーを自分に取り入れるようになったのは、プレーオフで完璧な負けを経験したあの夏からだ」出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/4d765a1543d66f092ef11a0f079b2896479c124b
2019年の夏「彼のプレーを自分に取り入れるようになった」
【記憶に残る数々の名シーン】コービー・ブライアント:キャリアTOP40プレイ【NBA Rakuten
format_quoteハンレンは「プレーを見て真似るのは誰にでもできる。それを自分のムーブとして身に着け、さらに試合で実際に使えるようになるまでは長いプロセスだけど、やる価値はある」と言う。コービーの技術を習得するのは明らかに大変だろうが、NBAデビュー前からエンビードのサポートをしているハンレンにとっては、それ以前にも長いプロセスがあったことを知っている。初めて会った時のエンビードは、ボールを腰の周りで一周させるのにももたついた。その彼がNBAの平均的なスキルを身に着け、今はレジェンドを目指して研鑽を続けている。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/4d765a1543d66f092ef11a0f079b2896479c124b
ジョエル・エンビードの中で生き続けるコービー・ブライアントの魂「今でも思い出すたびにモチベーションが湧いてくる」