
【#イチロー】「技術的にもし平常心を保てたとしても、それで生まれた結果には自信は獲得できない。」

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2022/03/18 09:08
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ピンチや、チャンスのときの姿勢について。一番思い出すのは、2009年WBC決勝。前の打者が1球で終わって、普通ではなかった。自分のリズムを守りたい、まずはそれ、自分のリズムに巻き込む。ただ、その時間がなかった。できれば敬遠が楽だとそのとき思った。キャッチャーが座ったときに、覚悟を決めた。難しい場面ではなかなか自分のルーティングをすることはできない。
そこでの支えは、いろんな経験、今まで難しい状況、苦しい場面に立ち向かっていった。立ち向かっていったことが自信になっていた。追い込まれたときのスライダーをファールにしたときに勝ちを確信した。
WBC決勝戦!感動!イチローが決めた!
一番だめなのは、平常心を保とうとすること。保ちたいことはわかるけど、無理です。
そこで技術的にもし平常心に近いかたちで保てたとしても、それで生まれた結果には自信は獲得できない。
勝負の世界では、向かっていく姿勢が必要だと思います。