
チームプレーとしては、最も多用されるプレーの一つ、スペインピック(Spain Pic & Roll)

ピック・アンド・ロール(Pick and Roll)とは、バスケットボールのオフェンス戦術のひとつ。ボールハンドリングしているプレーヤーをマークしているディフェンダーに対しスクリーンを仕掛け(ピック)、ディフェンダーのマークを遅らせ、ボールハンドリングしているプレーヤーの移動の自由度を増すと共に、スクリーナーが方向転換し、ディフェンダーの進路を塞ぎ、自らのフリースペースへ動き(ロール)、パスを受けるプレー。スクリーン・アンド・ロールと呼ぶこともある。チームプレーとしては、最も多用されるプレーの一つである。
スペインピック(Spain Pic & Roll)
format_quote・ボールを保持し留まっているプレーヤーをマークしているディフェンダーに対しスクリーンプレーヤーが近づきスクリーンをかけ(ピック)、ディフェンダーのマークを遅らせ、ボールハンドリングしているプレーヤーの移動の自由度を増すと共に、スクリーナーが方向転換し、デフェンダーの進路を塞ぎ、自らのフリースペースへ動き(ロール)、パスを受ける。
・ポストアップしているプレーヤの方に、ボールハンドリングしているプレーヤーが、ドリブルで自身のディフェンダーを誘導しつつ近づき、スクリーンをかけ、スクリーン・プレーヤーがロールし空いたところでパスを受ける。
どちらの場合も、パスを受けたプレイヤーは、自由にドリブルや、もしくは残りの選手にパスして攻撃を展開させる事ができる。ペイントエリア(制限区域)付近では、そのままショットを放ち、ゴールにつなげる事ができる。したがって身長が高いほうがリーチなどの面で有利であることから大柄な選手が得意とし、主にセンターやパワーフォワードがピックアンドロールの役割を担う場合が多い。パスを出すプレーヤーは、ドリブル、ペネトレート、パスの能力が必要とされるためポイントガードが多い。またピックの際にディフェンダーのスイッチにより、センターをガードがマークしたり、ガードをセンターがマークしたりする体格、スピードによるミスマッチを起こすこともできるので、有効なプレーである。
オフェンス側の実施手順
ジャズのスペインピックシューターがスリップしてそこにフレアスクリーン分かりやすくスローと一時停止を加えました pic.twitter.com/RMLRGpWbv4
— dam (@bbdustbox) March 27, 2019
ドンチッチの裏にスペインピックあり。 pic.twitter.com/rRgPEXl6Zz
— バスケット厳選動画 (@dcFpVAGcRlJCapp) March 26, 2019
Lauri Markkanen is really good. pic.twitter.com/yNxDF9Yisd
— Chicago Bulls (@chicagobulls) March 21, 2019
format_quote・スクリーンプレーでは、相手と過度な接触が起きずにすり抜けられる距離を保ち、静止している必要があるので、ボールを保持し留まっているプレーヤーをマークしているディフェンダーは、スクリーンプレーヤーが近づいてきた際に、移動しやすい位置に体勢をかえ、ボールハンドリングしているプレーヤーの移動と同時に、スクリーナーをすり抜けつつ、マークを続ける。
・ピックに行ったプレーヤーにマッチアップしているディフェンダーは、ボールハンドリングしているプレーヤーの移動をできる限り制限できる位置へカバーディフェンスを行い、必要であればボールハンドリングしているプレーヤーのディフェンスとスイッチしてディフェンスを続ける。
ディフェンス対応の実施手順
🏀スペインピック(spain pic & roll)作り直したわhttps://t.co/XhJIuGStu3 pic.twitter.com/LJ8d8sVLym
— tamano3tv_plus (@tamano3tv_plus) March 27, 2019