ラファエル・ナダル
format_quoteラファエル・ナダル・パレラ(Rafael Nadal Parera カタルーニャ語: [rəfəˈɛɫ nəˈðaɫ pəˈɾeɾə] スペイン語: [rafaˈel naˈðal paˈɾeɾa], 1986年6月3日 - )は、スペイン・バレアレス諸島州マナコル出身の男子プロテニス選手。ATPツアーでシングルス90勝・ダブルス11勝を挙げる。身長185cm・体重85kg。
グランドスラム優勝回数歴代単独1位(21回)[1]、史上7人目となるキャリア・グランドスラム達成者であり、史上4人目のダブルキャリア・グランドスラム達成者。全仏オープン最多連勝記録・最多5連覇含む13回優勝、オープン化以降最多のGS同一大会13回優勝、史上2人目となるキャリアゴールデンスラムを史上最年少の24歳3か月で達成、2010年にはオープン化では5人目となる4大大会3冠達成、マスターズ1000では歴代2位となる36回の優勝記録を保持するテニス史上屈指の選手。
また、トップ10連続在位の歴代最長記録を保持しており(2020年11月9日時点で790週)、トップ選手としての活躍期間も史上屈指である[2]。
特にクレーコートに非常に強いことで知られ、「クレー・キング」と称される。実際、クレーコート最高勝率、クレーコート81連勝、クレーコート50セット連続奪取、クレー大会である全仏オープン、モンテカルロ・マスターズ、マドリード・オープン、ローマ・マスターズ、バルセロナ・オープンの最多優勝記録・最長連覇記録などの数々の記録を更新している。
北京五輪シングルス・リオデジャネイロ五輪ダブルス金メダリストで、デビスカップスペイン代表5度の優勝に貢献している。出典:Wikipedia
event_note 2022/02/01 06:35
【ラファエル・ナダルのフォアハンド】『異次元』強烈で重いトップスピンのグランドストローク
非常にスイングスピードが速く、通常のラリーの中から一発でウィナーを取れるだけのパワーを持っている。低い打点からボールを引きつけ完璧な構えから打つことで全身のパワーを乗せることができ、効率の良い身体の使い方と天性のバネにより、抜群のスイング・スピードを生み出している。
ラファエル・ナダルのフォアハンド強打
format_quote下半身、腰、体幹、左腕の運動連鎖が特徴的。低いボールでは、腰が地面に接触するくらい、しっかりと膝を曲げて下半身を使って打つ。膝の曲げ伸ばしを使い、地面の蹴り上げと、腰の回転で、強力な推進力を生み出す。背筋を大きく使い、ラケットを前方に振り出す。インパクトに向けて、左腕を伸ばし切って、体を思い切って開き、大きな遠心力を生み出す。左腕を前方に伸ばして、かなり前の打点でボールをとらえる。インパクト直前でラケット面が下を向いており、インパクトでラケット面が地面に垂直に向く。厚い当たりでボールをとらえる。下から上への力が働いており、頭上までラケットを一気に振り上げる。フォロースルーでは、腕がねじれるように頭上まで、振り上げる。左肩がしっかりと前に出た状態でフィニッシュする。
出典:http://tennisphotograph.com/lessons/basic_forehand_hotshot/10-rafael-nadal_forehand/
ラファエル・ナダルのフォアハンド強打
ラファエル・ナダル(スペイン)が13年ぶり2度目の優勝「キャリアの中でも最も感情的な試合」
テニスの全豪オープン男子シングルス決勝が30日にメルボルンで行われ、ラファエル・ナダル(スペイン)が13年ぶり2度目の優勝を飾った。「正直なところ、肉体的にこういう戦いに向けて準備ができていたとは言えない。でも、今夜は特別な試合になった。自分の中にあるすべてを出し切ったよ。祝う気力すらないくらい疲れ果てている。試合中は“ここ(全豪)では何度もチャンスがあったのに負けてしまったけど、それはちょっと運が悪かっただけだ”って自分に言い聞かせていたんだ。とにかく最後まで自分を信じていたかった。自分にチャンスを与えたかった。戦い続け、解決策を見つけるために信念を貫いた。忘れられない試合になったよ。 」
【マッチハイライト】R.ナダル vs D.メドベージェフ/全豪オープンテニス2022 決勝【WOWO
format_quoteナダルは試合後の会見で、史上最多のグランドスラムタイトルを獲得し、自身を史上最高の選手と思うか問われると、「自分が1番かどうか、自分が史上最高かとうかは、あまり気にしていない」と語った。
「もちろん、このタイミングで再びグランドスラムを達成できたことは、僕にとって素晴らしいことだよ。僕にとって、とても重要なことなんだ。もちろん、”21”という数字が特別なものであることは知っている。その意味は分かるけど、このタイトルに大きな意味があるのだろうか」
ナダル「あまり気にしない」