ロジャー・フェデラー
format_quoteロジャー・フェデラー(Roger Federer ドイツ語発音: [ˈrɔdʒər ˈfeːdərər]、1981年8月8日 - )は、スイス・バーゼル出身の男子プロテニス選手。身長185cm、体重85kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。芝コートでは無類の強さを誇り、ツアー通算歴代最多187勝。1世紀を超えるテニス史で築かれた数々の記録を塗り替えてきたことから、史上最高のテニスプレーヤーとの呼び声も高い。
出典:ロジャー・フェデラー
event_note 2019/10/24 10:59
【#フェデラー】フェデラーをレジェンドに変えた「あるきっかけ」とは!?
元世界ランキング9位でスイスの先輩であるマルク・ロセ氏も、同番組で16歳当時のフェデラーについて回想している。「最初に彼と練習した時のことを覚えているよ。彼はスイスの新星だったけれど、とても怠惰でね。普通なら若い選手はツアー中の練習でちょっとぐらい緊張するものだよ。良いプレーを見せたいから、すごくナーバスになる。ただ、彼は全く無頓着な感じでコートにやってきた。ワォって感じだったんだ」
フェデラー最強列伝!全盛期2007の無双フェデラーをお届け
format_quoteフェデラーが21歳となった2002年。9歳から18歳まで指導を受けたオーストラリア人コーチのピーター・カーター氏が交通事故に遭い、37歳の若さで他界したのだ。
「フェデラーは打ちひしがれた。これがフェデラーを信じられないほど急速に成長させた。なぜなら、それまで彼は死について考えることがなかったんだ。彼は一度立ち止まった。悲嘆に対応するために、長い時間を要したんだ。ともに旅をし、毎日顔をあわせて自分が熟知する大切な人間だったからね。フェデラーにとっては大きな痛手になったが、悲しみを乗り越えることでフェデラーは少年から大人になったんだ」
ロウ氏はフェデラーが「少年」から「大人」になった過程について、このように証言している。
苦楽をともにした恩師との別れ――。それはラケット破壊などの“悪童”の自分との決別でもあった。そして、カーター氏の事故から1年後、フェデラーはウィンブルドンを初めて制し、グランドスラム初勝利を手にしている。
若き日に味わった悲しみとそれを乗り越えた自信。その2つがレジェンドに上り詰めた根源にあり、今もフェデラーを支えているのは間違いないだろう。
悲しみを乗り越えて
【#フェデラー /サーブ】全盛期には最速220でkm/hを越え、無駄のない効率的で安定感のあるサーブ
ファーストサーブとセカンドサーブの差が少ないのも特徴。ボールタッチが非常に良いため両サイドに自在にコントロールできる。
【フェデラー】フェデラーのサーブをスローモーションで徹底分析【サーブ】
format_quoteサーブは、様々な球種を同じモーションで打たれるため、相手にとって非常に読みにくい。また通常は約180~190 km/hだが、勝負どころでは200 km/hを越える。全盛期には最速220でkm/hを越えることもあった[64][65][66]。無駄のない効率的で安定感のあるサーブのため調子の波が少ない。またファーストサーブとセカンドサーブの差が少ないのも特徴。ボールタッチが非常に良いため両サイドに自在にコントロールできる。
プレースタイル
【#フェデラー /フォアハンド】ショットの中でも特にフォアハンドは歴代最高と言われる
ショットの中でも特にフォアハンドは歴代最高と言われる[61]。深さと角度を自在にできるため、浅いアングルでもフルスイングし、高く弾むショットを深くへ打ち込むことも可能。さらに伸びがあるため相手は予測が付きにくく対処も難しい。フットワークの良さで効率的にコートを駆けまわりバックハンドに打たれたボールを回り込みフォアハンドで攻める。
フェデラーのフォアハンドストローク(手首と前腕の使い方)
format_quote〈Point 1〉
セットしたフェイスにボールがくるように構える
フェデラーのプレーはどれをとっても「ムダを極限までそぎ落としたシンプルさ」にこそ特徴があります。フォアハンドでそれがわかるのが、テイクバック時。ラケットをセットした際「フェイスの位置を、打点と合わせる」ようにしています。つまり「フェイスとボールと」ということ。このルールがあるからこそ、フェデラーはヒジを伸ばしてボールを捕らえる距離を調整できるのです。
フェデラーのフォアハンドで一般プレーヤーにもマネできる部分を鈴木貴男プロが解説!